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2016年10月13日木曜日


考察~フェーズ2~


以上のことから考えられる原因をまとめると…

①シリンダー内にあるフィラメントの熱膨張。
②ノズルの熱量が奪われたことによる温度低下。
③ヒートブロックがヒートシンクとぶつかることによる放熱不良と発熱不良。
④ノズル内部の抵抗が高く排出不良。


考察~フェーズ3~


さらに原因を掘り下げる…

①シリンダー側が熱くなる原因は
・シリンダーの冷却不足
・ヘッドの温度が高過ぎ
・フィラメントの送り出しスピードが遅い

②熱量を奪う原因は
・ベッドが冷たい
・外気が冷たい

③ヒートブロックとヒートシンクにぶつかる原因は
・ヒートブロックが固定されていない
・ヒーターが固定されていない

④抵抗が高い原因は
・内部に固まったフィラメントが固着している
・油切れ

これで大体の原因がわかったような気がします。


ちなみに、ベッドから離してノズルを加熱してフィラメントの送り出しをおこなったが、詰まりは解消されなかったので②は原因から排除してもよさそう。そもそも外気温は低くないしベッドも加熱してるので(ベストコンディションかは不明)

あとはシリコンオイルで掃除すると改善されたりするので油切れによって詰まるのかなとも思ったのですが、詰まりを緩和してくれるのがシリコンオイルなので油切れは詰まりの原因ではなさそうです。ただし、フィラメントによってはそうとも言いきれないようですが...


今回の造形テストから得られた情報を元にして次回は下記作業をおこなってから造形テストしてみます。


改善策

①組み直してノズルをヒーターに近づけ、ヒートブロックを正しく固定する。

②冷却ファンを強くする?(ヒートシンクの両脇から空気が漏れないようにする)

③フィラメントが射出可能な範囲でノズル温度を下げる

④熱膨張する前にフィラメントを送り出せる速度にする。

ちなみに使ってるフィラメントは下記に貼ってある「Aspectek 3Dプリンター用PLA フィラメント」です。


今回は文章ばかりだったので次回からはガッツリ写真載せていきます。

では
   

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